今週はうちなーむんがテーマでした。
たくさんのご参加ありがとうございました!
今週、偶然にも金細工またよしを
訪れる機会があったので
何気なく番組のテーマのお話をしたら
ありがたくも又吉健次郎さんが
槌音を録音させてくださいました。
あの音の響き、ラジオで聴いても
とても素敵でしたね。
リスナーさんから反響も
たくさん届きました!
元々ラジオディレクターだった健次郎さん
技を伝承していく
という覚悟を決めたのは
受け継がれた道具と
形あるものを残したいという思いからでした。
(健次郎さんがちょうど40歳の時
今年91歳になられるので
ちょうど50年前に
職人さんになられたことになります!)
目に見えないものを作る
ラジオ制作からの転身は
一見、真逆に見えますが、
形を残すために必要なのは
目には見えないもの=
お父さんが生み出す
金槌の音からの学びでした。
現在も槌音を通じて
お父さまと対話しながら
制作を続けていらっしゃいます。
現在と過去を繋げるリズムと音
ずっとそこに存り、時を見つめてきた道具
伝える情熱を燃やし続ける職人の心
すべてがやさしくて荘厳で
圧倒的なのに、とても穏やかなのは、
守るということの意味、
そしてそれを伝え続けることの尊さを
知っているから。
まずは、歴史を感じる音に耳を澄ませながら
作品の魅力に触れ、
そこに込められた想いを感じることが、
多くの人に伝えていく力になると思います。
かけがえのない大切な沖縄の心が
これからも守られていきますように・・・。
ホンモノの槌音を聞きに
又吉健次郎さんに
ぜひ会いに行ってみてください。
金細工またよし