なぜラジオDJになったのか?その1

番組をやっていると

「どうやってラジオDJになったのですか?」とか

「どうしたらラジオDJになれますか?」

というご質問が良く来ます。

何度か番組でもお答えしたことがありますが
限られた時間の中ではかなりコンパクトにしか
お答えできなかったと思いますので
この機会にあらためて
じっくりお話してみようと思います。

★まず最初の
「どうやってDJになったか?」ですが
わたしの場合は
「運命」としか言いようのない経緯で
未だにこの仕事に就いたことに
自分が一番驚いていたりします笑

派遣で電話受付をしている頃
「洋楽に詳しくて英語で曲紹介ができる人」
を探していると
同僚から声をかけられました。

彼女は週末司会の仕事をしていて
その事務所に入ったオファーに
該当者がいなかったということでした。

歌を歌う仕事をしていた時
歌の合間に喋ることがとても苦手だったので
すぐにお断りしました。

しかし後日 
やはり他に該当者がいないため
面接に行くだけでもいいからとのことで
渋々(笑)面接に向かいました。

仕事内容はHMVの店内DJでした。

HMVは今は日本の企業ですが
当時はイギリス企業のCD専門店で
ラジオの生放送のように
店内で曲をかけてDJが喋るというスタイルを
各店舗展開していました。

ちょうどその時
電話受付の仕事を辞めようと思っていて
英会話講師の面接に
合格したばかりのタイミングだったので
面接でもその仕事を理由にお断りしたのですが
新店舗OPENまで日にちがないのに
DJがどうしても見つからないので
英会話の仕事を優先していいからと
おっしゃっていただいたので
研修に入る事になりました。

いざやってみると・・・
イントロのタイミングで全く喋れず
操作も何度もかけている曲を途中で止めてしまったり
思っていたよりも難しく
毎回半泣き状態でした。

いつ辞めさせられるか?と冷や冷やしながら
スタートしたDJデビュー

大阪から通って教えてくれた先輩にはいつも怒られてばかり
自分のDJを録音して
聴いてあれこれ反省しながら
ひたすら練習の日々でした。

続きます

番組15周年を機にいろいろ
なつかしい写真探したら
見つかりました
(実はあまりスタジオマイク前に
ひとりで座っている写真が
ないことにも気付きもしました笑)

これは2012年夏
やはり若く細い笑

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