あらためて観るDavid Bowieの足跡
彼自身の言葉と音楽で綴った
彼の財団公式認定作品。
財団が大切に保管してきた
すべての映像を基に制作されたそうです。
変幻自在ながら決して何物にも染まらない
一瞬一瞬を表現者として生きるBowie
無造作に切り取り散りばめたような
音と映像のコラージュは自由な彼そのものです。
彼にかかれば、
「ボクはこうだよ。キミはどうするの?」
と、問いかけられ、
ハッとするような思いになってしまう。
(来日公演で初めて生Bowieを観た時
最も強烈に感じた)
その生きざまを、さまざまな形で表現し続け
世の中に突き付けながら
日常に埋もれてしまいそうになっている私たちを
そこから引き上げ
新しい世界に連れ出してくれるような
人生案内人のようなロックスターだなぁと改めて。
凝り固まってしまっている考えや
要らないものを手放し
心新たに自分と向き合い
何かを生み出していこうとする
新たな原動力となりました。
ロックとアートが炸裂し続ける
彼の生きた世界を
そのまま追体験できるような作品
彼の言葉どおり
誰もが1日だけHero(Bowie)になれる
超刺激的な2時間15分
シネマパレットで13日(木)まで
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