初、末吉宮

いつかやる、を今やる
キャンペーン中!
(勝手にひとりで(笑)

長年ずーっと
行きたくて行けなかった
末吉宮。

行けなかった主な理由は、

・探しても地図が見当たらず
(公園に掲げてあるヒジョーにザックリとした地図のみ。)

・そして自分は極度の方向音痴

・足場が悪い。

・・・だったのですが、

登山靴を買い、
「足場」の問題がクリアになった途端、
出発!となりました。

しかし、
朝から行く気満々で用意をしていたら
物凄い雨が(笑)天気予報も終日雨マーク。

これは呼ばれていないのか?と
諦めかけていたら
お昼からとても良い天気になりGO!

ずーっと眺めるだけだった末吉宮に行ける。
と胸がドキドキ。
とりあえず儀保公園の方から場所を確認!
s10
辿りつけますように!(祈)

しかーし、いざ園内に入るといきなりアクシデントが!!!
トレッキングシューズは石畳に弱い~(泣笑)
コケが濡れて滑るのでへっぴり腰で
普段の倍くらいの時間をかけて手すりにつかまり歩きました(笑)

そして、次のポイントで確認してからは
道中一度も現われない末吉宮!(泣)

とにかく道はわからずともまず登る事に!
s12
本格登山に比べ、なだらかな階段に安堵(笑)

そして登ってから
さっき確認した方向へ進んで行こうとすると

ん?!?
s14
あっちにもこっちにも
s13
道が分かれている!
しかも、道の先がどこも真っ暗!!!

標識を探してみるも
s11
こんなのばかり(泣)

ということで、
普段滅多に使わない
野生の勘を頼りにひたすら進みました。

何がある訳でないのに
何も無いことが本当に怖かったです。

そしてやっと大きな道ぽいところに辿り着きました。
燦々と太陽が見えるだけでやっぱりホッとします。

だけどまた道が分かれている・・・(泣)

s7
s8
あともう少し進めば辿りつくはず。
ひたすら祈りながら進みます。

この前名護岳を登った時にも感じましたが
昔の人は古道を一生懸命登って
きっと時には命がけで
お参りに来ていたのでしょうね。

信仰の場としても
山が崇高な存在であることを改めて感じ、
身が引き締まりました。

そして山の中、
森の中にたったひとりでいることが
こんなにも怖いとは。
これから登山をする上で
決して忘れてはいけないと思いました。

そしてどうにかこうにか到着!
s9s1
今までの恐怖感はどこへやら(笑)

とても穏やかだけどパワー溢れる
素晴らしいお宮です!

眼下に広がる街並みも美しかった!
s

石碑
s2
(末吉宮は、かっての琉球八社の一つで、俗に「社壇」と呼ば れている。尚泰久王代の1456年頃、天界寺住持鶴翁和尚が 熊野三社権現を勧請して奉祀したのにはじまるという。本殿は 三間社流造り本瓦葺きで、前面に向拝を付している。磴道は、 参道を登りつめたところから祭場までの8段、祭場から拝殿跡 までの21段および拝殿跡から本殿までの7段の一連の石造階 段部分をいう。本殿と祭場はそれぞれ別の岩盤の上にあり、両 間は切石積みの石造単拱橋(アーチ橋)で継いでいる。なお、 磴道は昭和46年に修理され、本殿は昭和47年に復元された。
末吉宮の下方には、末吉宮の神宮寺で俗に「末吉の寺」と呼 ばれる遍照寺(もの万寿寺)の跡がある。この寺は山号を大慶 山といい、真言宗に属し、沖縄における神仏混淆の信仰形態を 知るうえで重要な資料である。また、社殿の周囲の崖下には点 々と拝所が設けられ、信仰の対象となっている)

神様たどり着かせてくださり
ありがとうございました!

帰り道は参拝もできたし
さっきまでの恐怖感は嘘のように消え(笑)
s3
凄い怖がってこんなになっていた自分を
自撮りする余裕も
(こんな私の方がよっぽど怖いよね(笑 笑 笑)
s4
そして今回嬉しかったことは
いつもヒ―ヒ―ぜいぜい言いながら登っていたこの階段
__
一段抜かしで登れた!(笑)

確実に脚力ついているのを感じます。
登山最強!

後にFacebookにて
旧正月などには
参拝する人も神社の人もちゃんといること
住宅地の方から入れば
こんな大変な思いをせずに済むことを
教わりました(笑)
今度からはそういう時にそっちから行きます(笑)

でも今回の小さな冒険は
ヒジョーに有難く貴重な体験でした!
感謝!!!

目次